今回は少し変わった白三光斑を紹介します。
この白三光斑は実生苗です。
愛媛県の方が採集された個体が親になりますが、2年前にそのかたのところで見せて頂いた時に実生1年生を分けて頂いた物がここまで大きくなってきました。
1年目でも柄が出ていた苗1本とほぼ真っ青で極々わずかに銀ノリが散っていた苗が一本。
これは地味な方の今姿です。
ちなみに、1年生で柄が結構出ていた個体は今はすごく地味になっています。
面白いですよね。
西祖谷には無い感じの白斑で、うちの棚では異彩を放っています。
これが親の画像です。
綺麗ですね~!
柄がキツくてもあまり引きつれを出してない感じに見えます。
この個体には面白い性質があります。
虫食いの穴をみて下さい。
って、虫食いが面白いって話じゃないですよ。
2枚の写真は同じ葉の表と裏を写しています。
気がつきましたか?
そう、この白斑は葉裏に紺地が出る特徴を持っています。
ちょっと変わってますでしょ??
って、もしかすると、そんなの普通で私がよく知らないだけかもしれませんけどね?
でも、私はこの個体を見て採り子さんに教えて頂くまでこういうのがあることを知りませんでした。
ちなみに、この特徴は別の個体にも見られる特徴なんです。
鋭い方は、親の写真を見た時に、他のある個体に似ていることに気がつかれたかもしれませんね。
そう、白三光斑の「流星」によく似ているんです。
そっくりと言っても過言じゃないくらい柄も草姿もよく似ていて、流星にもこの同じ特徴があります。
もしかすると同じ物なんでしょうかね・・・?
判りません。
調べたところでは可能性が無くもないのですが、ちょっとハッキリしません。
流星は今年あまりにも代わり映えがなかったので、写真撮影していませんが、何年も前に割った真っ青な割り子に面白い変化があったので、またいずれ記事にしようと思っています。
この葉裏に紺地が出る話がまた出るでしょうね。
流星は実生でも面白い結果が出ていますので、その件も併せて近いうち記事にしましょう。
さて、次の記事も頑張ってなるべく近いところでUPしていこうと思います。
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こんにちは
どのページも個性豊かで、同じ品種と思えないほど。。なので興味が絶えないです☆ 丸葉も豊かで頼もしいですが、こちらのシュッとした細葉などは、これからの季節 涼しげでまた魅力的ですね~「流星」と言う名前もピッタリ(o^-')b 葉の裏の模様には驚きました!!まるで神様のイタズラのようなw それにしてもお見事な個体がたくさん( ゚ ▽ ゚ ;)バルトさんは いわゆる「緑の手」の持ち主さんですね゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
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>きょうみさん
こんにちは。
確かに個性豊かだと思います。同じ柄でもそれぞれに少しずつ個性があって、実に面白いです。
葉の形もそうですし、色々なバリーエーションがコレクション性を高めており、斑入りヤマシャクヤクの魅力の一端ではないでしょうか。