芽出しの一喜一憂 2017 継続中

毎日棚を見ても何か新しい変化に気がつく季節になりました。

 

 

朝、棚を見ていると、沈丁花の匂いが混ざった山の薫りやウグイスの鳴き声など、春を感じる日々です。

桜の開花もすぐそこまで来てるんでしょうね~。

 

 

棚も賑やかになりつつあります。

ラベルのせいもあるでしょうけど、カラフルです。

 

今回は夜間の写真です。

やはり写真は曇天の真昼に撮影するのが一番ですね。

 

 

いつもの・・・

 

・朝焼け(実生)

綺麗ですね~。

 

でも、こんな総柄ではない方が、まともに生育して良いのになぁ・・・といつも感じます。

派手好きの方は、柄の面積が大きいほど評価されてるみたいですけど、このような砂子タイプは青葉の部分がもう少し混ざってる方が綺麗ですよね?

 

 

 

・つるぎ白嶺(原種)

つるぎ白嶺の実生苗は時々目にしますが、親株の割り子はほとんどありません。

 

私が分けていただいた年は、地味で小さな5枚葉でした。

一昨年に花が来そうな感じになりましたが、少し根をやられて今年は初花が拝めそうです。

 

柄も以前よりはかなり派手になってきたので写真もいけそうですし、蕾が付いてますから実生も1度だけやってみようか思案中です。

 

 

 

・キララ

ゴマ斑の中でうちにある銘品ではかなりの古株です。

他のゴマ斑よりも少し芽出しが遅いですが、上がって来始めました。

 

今年は柄が良さそうですね。

 

キララは少し後暗みのある個体ですが、実生苗は暗むものから暗みにくいものまで色々出てきます。

さすがに後冴えは出ませんけどね・・・。

また、他の個体と交配しても柄が出ることが判っていますので、実生親としてうちでは活躍しています。

 

 

・小島峠

こちらはうちにある小島峠系統の中で、最も古株の割り子個体です。

8年前だったと思いますが、手に入れたときからかなりの大きな株だった記憶があります。

 

典型的な小島峠と同じく後暗みがあり、栽培が楽ですね。

 

この小島峠は昔派手で綺麗な個体でした。

しかし毎年実生していると、年々地味になってきて、数年前には柄が全くない青葉になったこともあります。

でも、親が真っ青でも実生苗は綺麗な個体がゾロゾロ出てきますので、本当に不思議です。

 

キララや燁(かがやき)と違い、この小島峠は他の個体の花粉を付けて実生すると、子供は全て青葉になってしまいます。

私は数年前まで、実生はセルフで無いとダメだと思っていたのは、この小島峠の実生結果を見たからです。

 

私がここ数年色々実生で実験してきた結果では、母木によってはセルフしか柄が出ないものと、交配しても柄が出るものと、両方あることが判ってきました。

 

 

最近は交配をされている方も多いようですが、皆さんの所ではどのような結果が出てますか??

 

 

・利休錦

やっとで始めました。

利休錦は柄が派手なこともあって、1回実生するとビックリするくらい小さく作落ちしてしまいます。

一昨年に実生して弱って以来、未だに回復していません・・・。

 

 

 

・白波の輝

こちらは後冴えのゴマ斑になります。

柄は入手時より年々少しずつ進み、今年は今までで一番綺麗な姿を拝めそうです。

 

写真を撮りたいところですね。

 

 

・流星

こちらは白三光の源平斑になる、流星です。

流星群とは全く別な個体になります。

 

今年はちょっと地味のようですが、柄は2本とも入ってそうです。

この流星、実生も株分けも難しいです・・・。

 

といいますのが、実生すると半分が真っ青で残りは真っ白なお化けで枯れてしまいます。

ちょうど良い斑入りは数十粒に一つくらいしかありません・・・。

その苗も翌年から真っ青になりました。

 

株分けも難しいです。

株分けを何度しても、片方が真っ青になって何年も柄が出ません・・・。

 

全くもって極端です。

 

 

 

・三顧の礼

広島産の萌黄個体です。

広島産ということで購入しましたが、どうも四国産のような気がします。

銘は別のところで入ったので、当方もそれに準じて昨年より銘を記載しています。

 

夏になれば普通に綺麗な萌黄ですが、三顧の礼は芽出しの時期が非常に綺麗な黄色になります。

 

萌黄の個体は芽出しが茶色の地味な個体が多い気がしますが、この個体は本当に綺麗で私もお気に入りの個体です。

 

 

 

・聖帝

ん?何か写真やラベルでも間違えたか?

ん?実生1年生??

 

いえいえ、これは聖帝の割り子なんです。

あれほど派手な黄聖錦の系統ですが、割る際に芽の無いところを分ける根伏せをすると、翌年は真っ青になります。

この性質は比較的どの斑入りヤマシャクヤクでも見られますが、実生1年生が真っ青になる黄聖錦の系統や西祖谷産白三光斑では、根伏せの割り子は真っ青になります。

 

真っ青になっても基本的には翌年から徐々に柄は戻ってきます。

 

果たしてこの写真の個体は来年どうなりますやら・・・?

 

似たような現象は他にもあります。

 

・祖谷の太陽(原種)

原種の割り子ですが、驚くほど地味です・・・(笑)

 

まあ、毎年ガッツリ派手柄では作上がりしませんし、地味な年も作上がりのチャンスと捉えて楽しめば良いと思っています。

そのうちに派手な姿を見せてくれると思います。

 

 

割ると派手になることもありますが、地味になることもあるということですね。

何年か作っていると、柄は基本戻ってきます。

まあ、流星のような個体もありますので、一概に何とも言えませんけどね・・・。

 

 

さあ、遅手の白寿なども動いてきましたし、芽出しの一喜一憂は継続中です。

まあ中にはガッカリ個体もちらほらありますが、外れもあるから当たりが嬉しいというものです。

 

あまりそうしたことにキィキィ思わず、地味な年は作上がりを目指して秋の植え替えを楽しみにすれば良いですし、派手ならその年の綺麗な姿を楽しめば良いと思います。

 

 

さあ、芽出しが本格的になってきました。

あと2~3週間もすれば、今度は花ですね。

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  • コメント (2)

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  1. SECRET: 0
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    こんばんは!
    一般に、後暗みはダメ…とか悪いというコメントを目にすることが多いですが、個体によっては後暗みしなければ、全く作が上がらない物や後暗みがあるから、株が充実し翌年の実生が可能になったりで、後暗みは斑入りヤマシャクヤクの個性として、プラス思考でいいのですね!
    全く斑が消えてしまう程の暗みは、ちょっと寂しいですが、白三光斑なども毎年派手柄より隔年位の方がいいのでしょうね!
    ネットの普及で、情報が溢れている時代ですが、間違った情報に惑わされない様にしなければいけませんね!
    オークション、素晴らしい個体ばかりですね!
    ちょっとは、参加していいでしょうか?

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >銀さん
    後暗みについては、賛否両論でしょうね。
    もちろん、鑑賞価値的には後暗みがない方が良いと思います。
    私は栽培していて大きくならない個体やひ弱で枯れやすい個体はあまり好きではありません。
    安いものではありませんし、作上がりしてないと秋の植え替えに精が出ません。
    ネットの普及で上方がたくさんあるのは良いことです。自分で簡単に調べることができますしね。
    ただ、その情報は一つの意見程度に考えて否定も肯定もせず、自分にとっての適否で取捨択一していけば良いのでは無いでしょうか?
    オークションにはなるべく良いと思うものだけ選んで出すようにはしています。
    よかったら是非ご自身の納得のいく値段までで、参加されてみて下さい。^^

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