寒くなるようで未だに暖かい広島です。
今年は暖冬なんですかね??
うちの棚はといいますと、、、
紅花を除いてやっと親株の植え替えがほぼ完了しました・・・。
遅すぎです・・・(汗)
まあ、つい最近まで葉が付いていたので、さほど気にもしてませんが・・・(汗)
植え替えの時期については、盆明けから始めるという話から、10月葉が落ちてからという話まで、様々耳にします。
それでもうちはちょっと遅すぎですかね。
実生苗は後回しになって、主要なもの以外はこの週末に頑張らなくては。
植え替えもほぼ終わった棚の様子です。
2週間前と比べてかなり葉も少なくなりました。
画像では判りにくいですが、葉が黄色くなって紅葉し始めています。
結局、サボってはけ込みの良い写真を撮らずじまいに終わってしまいましたが、
後冴えのはけ込みは夏に素晴らしい表情を見せます。
ヤマシャクヤクの相場は高くなりましたが、はけ込みの相場は少し安めです。
はけ込みも魅力十分ですが、なぜでしょうね??
もう皆さんお持ちだからなのか、判りかねますが、
美しい個体が多くあり、来年は夏場の写真も撮りたいところです。
葉がほとんど枯れた個体は地際で軸をカットします。
青い軸や葉を続けて切る際には、ハサミも消毒しなければなりませんね。
私はその驚異に触れたことがないのでよく判りませんが、ウイルス病は恐ろしいです。
下手をすれば、ハウス内全滅もあるとか・・・。
ヤマシャクヤクもウイルス感染するんですかね??
まあでも、念のため。
私は現在ビストロン10を使っています。
切ったらその都度ハサミを交換し、薬液に浸けます。
なので、ハサミは複数用意する必要があります。
液はひどく汚れたら取り替えますが、かなり使えると思いますので、さほどコストはかさみません。
濃度が変化しないように蓋付きが便利ですね。
作業が終われば、ハサミは洗って干しておきます。
殺菌は薬剤でも良いですし、火炎滅菌を利用するのも手です。
カット後にライターかバーナーで炙ればOKです。
火炎滅菌で生存する菌はありませんので有効ですが、時間がかかるのとハサミの刃が痛みやすいのが欠点です。
棚では植え替えするしないにかかわらず、芽も随分と大きくなってきました。
よく見ると芽の色も個性があっておもしろいですね。
・白寿
来年は種が採れそうな良い感じの芽です。
・西祖谷産 白三光斑
この西祖谷産は別なタイプの個体です。
芽の色も他の個体と明らかに違いますね。
・西祖谷産 白三光斑
これもまた別個体の西祖谷産です。
白寿や祖谷の太陽に芽の色は似ています。
・紀州産 雪白三光斑
この個体は赤味が強いです。
花を期待しましたが、ちょっと花は再来年まで我慢ですね。
・黄三光覆輪
鮮やかな緑色ですね。
いずれの写真も植え替えて間もない写真ではありません。
自ら伸びてきて自然に色づいています。
芽の写真をたくさん載せたのは、芽の色は個体によって違いがあり、一例として紹介してみました。
展開してからよく似た柄になっても別個体であるケースにおいて、芽の色の違いや芽出しの時期は鑑別に利用できます。
もちろん、それがすべてではありませんけどね。
例えば、有名な佐渡錦は芽の色があまり赤くならず特徴的な緑色をしています。
なので、実生個体にもその性質は遺伝し、別な銘が付いていても親が佐渡錦であることがある程度推察できます。
芽出しの時期もかなり遺伝します。
割り子や兄弟などもおおかた同じ時に芽を出してきます。
しかし今年は秋が暖かいせいか、芽の伸び・膨らみが例年よりこの時期としては強いように思います。
気のせいですかね??
天候不順だった夏でしたが、猛暑よりはずっとましだったのかもしれませんね。
芽だけの時期になると、来春の芽出しが待ち遠しいですね。
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