斑入りヤマシャクヤクの魅力

今年で一番の寒さを感じます。うっすら雪も積もってました。
今年は平地の広島では一度も雪を見ていませんでしたが、ここに来てこの寒波とは･･･。
そのくらいの猛烈な暖冬だったわけですが、最後の最後に寒さが来てしまった感じです。
すでに早い個体は芽出しが始まっていますので、なんだかこの寒さはあまり嬉しくないですね。

さて、今回はギャラリーにアップした個体の紹介をします。

ちょっと山響（こだま）にも似た感じの白散り斑です。
新潟産の夢時雨とかの系統にもよく似ています。
上記二つに似てはいますが、両者に比べて葉は丸みがあり、個人的には好きですね。

この個体で特徴的なのは、軸の青さにあります。
一見、青軸にも見えますよね？
スッキリした見た目がとても魅力的で、爽やかな印象を受けます。

軸が青っぽい個体でも、葉や枝の付け根などは、大抵色が乗ります。
しかし、この個体はそのあたりも赤味が少ないです。全く赤味が無いわけじゃないんですけどね。

この個体は、確か8年くらい前にオークションに一度出品したことがあります。

ちょっとずいぶん前のことであまり覚えてないんですけど、ちょっとかなり昔の写真も載せてみました。
これを見ると、九州ぽい感じがしますよね。

実生したら面白そうではあるんですけど、もう場所がないので･･･。
むやみに増やすよりボチボチ割って増やそうかなと、思っています。

また時間が取れれば、個別の個体紹介を続ける予定です。