白散り斑 無銘 九州産

久しぶりの雨が降っている広島です。
やっとまともな雨かもしれませんね。

さて、今回は九州産の白散り斑を紹介します。

この個体がうちの棚に入ったのは、10年以上前になります。
まだうちの棚にもヤマシャクヤクはさほど並んでいなかった頃ですね。
当時の強い印象として、とにかく葉がでかい!でした。

葉の大きさはもちろん株の力でも変化します。
株の力の割りに葉数が多くなれば葉は比較的小ぶりになりますし、逆に葉数が少なければ葉は大きくなります。
そうはいってもやはり葉や草姿の大きさは遺伝的要素も大きく関与します。

やはり九州産は大きな個体が多いような気もしますけどね・・・。

他の割り子も綺麗に出ています。

この個体はトップの画像の割り子です。
普通に綺麗ですよね。
この鉢は株の割りに葉数が多いため、少し葉は小ぶりです。

柄は一見佐渡産などの白斑に似ていますが、ゴマ斑っぽい散り斑が混ざるのは特徴的かもしれません。
柄も基本的に安定していて、毎年おおかた同じように出てきます。
夏でもほとんど暗みません。

実生で柄のある苗が出来ます。

九州産の白斑は大量に発見された時期もあり、値段的には安い物が多いです。
しかし、その中身は玉石混淆で、このように素晴らしい見応えのある個体もあります。
銘があっても良いのでしょうけどね・・・。
略歴等がはっきり判って問題なければ銘を入れる話になるかもですが、購入元に聞いてみないといけません。10年以上も前のことなので、もう判るかどうか・・・。

しばらくはギャラリーの写真のアップロードに合わせて個体紹介を続けようと思っています。
遮光などの栽培関係の記事も書きかけがあるのですが、途中で止まっちゃってます・・・。
もう1年以上も前からそのままなので、書き直さなければならず止まってしまっています・・・。(汗)

まあ、ボチボチ頑張ります。

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