今年の桜は本当に鑑賞期間が長いですね~。
咲いた後にすぐ雨が降ったので、今年はすぐ終わっちゃうな・・・と思っていましたが、そのおかげで冷え込み、結果は想像と逆でした。
分からないものですね・・・。
さて、スクリーン撮影の写真の続きを・・・
・キララ 黄ゴマ斑 (原種)
今年は良い柄ですね~^^
キララは普通の小島峠の選別良個体です。
ですので、花が咲いた後は徐々に暗んで、夏には萌黄っぽくなります。
なので、栽培は割としやすい方でしょうね。
子供に良個体が出る上、クロス交配しても柄が出るので種親として価値が高いです。
うちの棚に来たのは結構前からで、うちの棚では古株になります。
・白霊峰 白散り斑 滋賀県産 (原種)
今年も良い感じの柄になりそうですね~。
白霊峰は芽出し直後は写真の様に黄味がかっていますが、夏には雪白に白くなります。
ただ、性質はあまり強健ではなく、大きくするのに年数がかかっています。
これに似た個体は他に無く、価値がありますね。
ちなみに、三笠錦は同じ物で、異名同種と思います。
・萌黄ゴマ斑 西祖谷産
この個体は萌黄のゴマ斑です。
祖谷の山出し品で、春先は柄味見に見えます。
しかし普通の小島峠などと違い、後暗みせずむしろ柄は冴える傾向にあり、この系統の中では異色のヤマシャクヤクです。
個体数はほとんど無いと思います。
・つるぎ白嶺 (原種)
つるぎ白嶺の原種割り子個体です。
入手時は、銀ノリがパラパラ散る程度の本当に地味な5枚葉でしたが、ここまで出世してきました。
もっと派手にもなるかもしれませんが、種親とすることを考えると、この程度がちょうど良いかもしれませんね。
実生で良苗が採れ、人気のようです。
・祖谷の太陽 (原種)
何年も割ること無く続けて実生した結果、とても地味になっていた祖谷の太陽でしたが、昨年思い切って割った結果、派手になってきました。
でも、逆に根伏せの部分は真っ青なんですけどね・・・。
来年には戻ってくると思います。
この根伏せをして真っ青が出る傾向はゴマ斑でも確認しており、その後柄が出ることも確認しています。
要は、個体の柄は翌年の芽ができる5~6月には決定されており、芽が形成される時期が遅くなればなるほど地味に成るのではないかと私は感じています。
全く芽の無い根伏せを秋にすると、翌年は真っ青な芽が出ると言うことです。
面白い性質ですよね?
・白ゴマ斑 徳島県産 (原種)
後冴えのゴマ斑個体です。
後冴えのゴマ斑は、この時期に流星群などと同じように極黄になる個体もあれば、小島の銀のように地味な姿で上がってきて、大型連休頃から柄が冴えてくるものもあります。
この個体は無銘ですが、出し元に命名について相談するべきレベルの個体だと思います。
写真はまだもう少しあるので、また次回に紹介しようと思っています。
写真は引き続き大きな画像でUPしていますが、画面そのものを拡大したりピンチアウトして見る場合は、画像をクリックして画像専用ページを表示させて拡大する方がクリアに表示されているように思います。
でも、あまり細部まで拡大されると、ピンぼけなどボロが出そうですが・・・(笑)
細部もしっかり見たい方はお試し下さい。
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こんばんは、バルトさん!
東北は、やっと桜がチラホラと咲きだしてきた所です。
いずれの個体も素晴らしいですね❗️
白霊峰は、私も三年で3枚葉を持っていますが、画像ように派手柄です。
画像のようになるまで、どれ位かかるのですかね?
今年は、チョット日に当て過ぎたらしく少し葉焼けをおこしてしまいました。
祖谷の太陽も、良い感じですね!
私は、此れくらいの感じが好きですね‼︎
いずれ、私もこんなヤマシャクヤクを育ててみたいです。
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>銀さん
こんばんは!
白霊峰は私はちょっと育てにくいイメージを持ってはいますが、3枚葉2年生から3年で一作開花くらいまで育っています。
良個体も徐々に増えてくるでしょうけど、親木を買うと高価なので、良さそうな苗で集めていかれると良いと思います。