現職アメリカ大統領の初訪問を受けた広島です。
広島は世界で最初の被爆地であり、歴史的に大きな意味のある日ですね。
いや、大きな日にならなければならないのでしょう。
核兵器の持つ意味については、よく判りません・・・
戦争抑止力にもなるのかもしれません。
しかし、核兵器がもたらす悲惨さについて、広島や長崎の人々は誰よりもよく知っているわけで、その事実をアメリカ大統領に直接見てもらうということは、とても大きな意義があると思います。
私の祖父も被爆しました。
妻の父方の祖母は、原爆で即死でした。祖母と言っても被爆した時はまだ若く、妻の父親は当時まだ中学生でした。
祖父は南方でまだ戻らず、戦後すぐ10代の兄弟のみになったわけです。
核兵器は使ってしまえば1発で数十万・数百万の悲劇を一瞬で生み出してしまいます。
もちろん、テロや通常兵器の戦争でも悲劇はいくらでも生まれます。
核兵器が云々と言うより、戦争とはそういう物なのだと・・・
ぜひオバマさんの訪問が戦争のない世の中への一つの歩みになって欲しいところです。
さて、ブログはまた少々サボり気味ですが・・・
ここまでの更新情報で紹介しきってなかった個体たちについても今回紹介しておきましょうか。
しかし、何を書いて何を書いてないか・・・判らなくなっちゃったので、被ったり漏れたりしてたらすみません。
写真は前のように中くらいのサイズに戻してますので、大きな画像で見たい方は画像をクリックして拡大し、ブラウザーの戻るボタンで戻りながらお読み下さい。
白三光斑系 その2のページ
・酔美人
酔美人は年によって派手になったり地味なったり多少の暴れを伴いますが、時々ですが今年の写真のような銀砂子状になることもあります。
白斑が派手に入るのも綺麗ですが、個人的にはこんな感じの銀ノリがしっかり乗ってるのも好きですね~。
酔美人は白斑でなおかつ口紅咲きとなる2芸品のため、多芸品のページでも紹介しています。
今年は実生をお休みしたので、来年は実生してみようかと思っています。
・天冴え雪白斑 白妙
昨年購入した個体ですが、根が傷んでしまっていた影響か今年は地味になっちゃいました・・・。
やはり購入した年は本当に鬼門です。
白斑の中でもここまで白い個体は他にありません。
天冴えで本当の雪白ですね。
白斑の美しさもですが、銀砂子が素晴らしいですね。
頑張って回復させたいところです。
白散り斑系 その2のページ
・飯田柄
いわゆる飯田柄ですね。
さほど珍しい物ではありませんが、普通に綺麗だと思います。
飯田柄にもいくつかタイプがあるようですが、この個体は芽出しが遅く、葉裏に毛があるタイプです。
・黄地紺散り斑(砂子斑)
今年譲って頂いた個体で詳細は判りませんが、何とも派手です・・・。
見た感じは綺麗で申し分ありません。
あとは、栽培がうまくいくかどうかでしょうね・・・。
作が上がって大きくなってくれば、最高の斑入りの魅力を放つと思います。
こういうひ弱さは塩山に似た感じがしますが、塩山は作が上がれば葉も大きくなりますので、その辺りがこの個体はどうか?でしょうね。
頑張って立派にしたいところです。
白散り斑系 その1のページ
・白散り斑
7年以上前に入手した個体で、詳細が判らない白斑です。
芽出しが遅く、今まであまり実生したことがありません。
かなり大型化する傾向があります。
斑入りヤマシャクヤクで芽出し前の芽に柄が入ることは基本ありませんが、この個体は芽にも柄が存在するのが見える少し変わった個体です。
年によっては銀ノリが大きく入る年もあり綺麗ですが、柄の安定度は高く毎年綺麗な姿を楽しめます。
ゴマ斑系 その1のページ
・白三光ゴマ斑
この個体は詳細不明の実生苗を大きくしたものです。
交配したと聞きましたが、何と何を掛けたのかも不明ですし、産地も判りません。
何者かよく判らないものではありますが、後冴えで白くなり非常に綺麗です。
ゴマ斑によく見られるように、この個体も年によっていろいろな表情を見せます。
・黄ゴマ斑 徳島県産
広島の業者さんから譲って頂いた山取個体です。
昨年の採取個体のようなので、もう数年は作り込んでみる必要があるかもしれませんが、どこまで柄が進みますかね・・・??
近づいてよく見ればそこそこ綺麗なんですが、ここ止まりだと銘品レベルには及ばないです。
それでも山取個体の現実を考えれば、この個体はかなり良い方だと思います。
ここまでになる個体もごく一部の過ぎません。
また、昨年の山取と言うことを考えると、サイズがとんでもなく大きいです。
力が付いてさらに大きくなれば、相当雄大な感じになるでしょうね。
来年以降の進み具合と実生に期待です。
・流星群
綺麗な後冴えのゴマ斑です。
黄で上がりますが、冴えて白っぽくなります。
このレベルの柄で後冴え個体はそうたくさんあるわけではないので、貴重品でしょう。
残雪錦などと同じような系統でしょうね。
黄散り斑 その2のページ
・萌黄散り斑 月光 徳島県産
この個体は山でも写真と同じような良い柄で採集された希有な個体です。
鉢に上げたら鮮烈な黄ゴマにでも変化するか?とも期待しましたが、今のところ良斑の萌黄って所ですね。
これから進化する可能性に期待といったところでしょうか。
昔と違い、今は山に相当の人が採取に出向いています。
その中で、白寿のようなレベルの個体がポンポン山に残っているかと言えば、それはノーです。
白寿は発見された当時でさえも奇跡的で例外であったと採集者の方が言っておられましたが、山中に斑入りがほとんど無い状態の中で、白寿レベルが今後見つかるとなれば奇跡中の奇跡でしょうね。
でも、山にはきっとあると思うことがロマンであり、楽しいところでもあります。
・黄散り打ち込み斑
素性はよく判らない個体ではありますが、とりあえず綺麗です。
購入時よりなかなか大きくなってくれませんが、柄は年々変化している感じがします。
このように紺地の青・萌・銀・白と4色の柄が切れよく入る個体は、文句なく魅力的です。
今後どうなるかが楽しみですね。
極黄・その他のページ
・萌黄大覆輪 徳島県産
写真では目立ちにくいかもしれませんが、強烈な萌黄の大覆輪が入っています。
萌の部分と銀ノリの部分のキレがもっとあると、最高なんでしょうけどね・・・。
基本、大覆輪は強健でなく栽培が難しい傾向がありますが、この個体は順調に大きくなっており、サイズも非常に大型化してきました。
葉も丸葉の傾向もありますし、もしかしたら近いうちに実生とか出来そうな気がします。
いろんな意味で大覆輪の中でもひと味違って面白そうです。
ホームページのUPは他にももう少々しておりますが、何を書いたか書いてないかがちょっとあやふやになってきたので、もうこの辺までにしておきます。
写真撮影はもう少し時期が進んで、後冴え系が白くなったらさらに撮影・UPしていきたいと思っています。
ただ、時期が進むと葉痛みが出てくるため、なかなか写真撮影ができなくなっちゃうことも多いです
。
人気は後冴え系ですが、私は芽出し時期から美しい後暗み系統も充分価値はありだと思いますし、コレクションには双方共に重要視しています。
後冴え系は本当に冴えた頃に、最高の写真が撮りづらいという事が、私にとっては悩みの種です。
それと、今年は少し奇妙な実験もしてみたので、そちらの記事も書けたらと思っています。
今のところ実験の方は失敗中なので、あまり価値ある物ではなく、笑い話的な物ですけどね・・・。
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