今日は良い天気の広島です。
メキシコ産の松の種で蒔かなきゃいけないのがあるのに、毎日あれこれに追われてすっかり忘れてます・・・。
早く蒔かねば・・・。
さて、今日はゴマ斑にしましょうか。
ゴマ斑系 その2のページ
・祖谷の満月
これぞゴマ斑!って感じがしますよね。
派手で真っ白けって感じの柄よりも、私はこういう緑がしっかり入った柄の方が綺麗で好きですね。
あまりにも派手すぎると、綺麗ではありますが、何となくひ弱さを感じてしまいます。
この祖谷の満月は派手な年と地味な年が交互に来るのかもしれません。
実は、今年は柄こそ綺麗に見えますが、作柄は満作ではありません。
でも、柄は綺麗に出ています。
満作では無いのに柄が結構出たため、花は蕾の段階で取り除いちゃってます。
「満月」と名が付いているのは、葉が非常に丸葉の傾向が強いためです。
満作の個体を四国で見ましたが葉は丸葉で、柄も綺麗でした。
作と柄・葉の形がこの祖谷の満月に関してどう関連するのかまだちょっと判りませんが、満作ならば柄はともかく葉が丸くなり、非常に大型に育ちます。
良いですね~~
祖谷の満月は、実生で素晴らしい子供が出ています。
この個体は、親木の採集者の方から1本頂いたその1本ですが、当たりだったようで非常に美しい柄が出ています。
親の柄も子の柄も非常に特徴的で今までのいわゆる小島峠とは一線を画するゴマ斑であり、私は非常に気に入っています。
・白ゴマ斑 徳島県産
この写真だけ見たら、派手なゴマ柄か~と思われるでしょう。
しかし、この個体の美しさはまだまだこの先の時期だと私は思っています。
この個体は昨年入手したものですが、昨年の夏は白くて非常に美しく、私も最初に見た時は少し驚きました。
この個体はまだあまり大きくないので、今後どうなっていくかがとても楽しみにしています。
・白ゴマ斑 いわし雲
今年のいわし雲の姿です。
何とも購入してから今年で3作目、普通の個体なら今年は花が咲いていますね・・・。
ところが、このいわし雲、全くと言って良いほど大きくなっていません。いえ、むしろ微妙に小さくなってるかもしれません・・・。
まあ、私の作が今ひとつであったこともあると思いますが、いわし雲の栽培は簡単ではなさそうです。
何だか、矮性とか言われるきら星(原種)に性質がよく似ていますね。
私が購入した同じ年に販売された5~6個体のうち、私が知ってるだけでも半分は枯死したとか・・・
価格が価格なだけに、こうした高額個体は枯れるととても悲しいと思いますし、お気の毒でなりません。
栽培の難しい銘品の一つです。
良柄でも安定して小さい・・・。 私はあまり好きではありません。
ホルモンのバランスでも崩してるんでしょうかね??
今年はチャンスがあれば荒療治をしてみるつもりです。
ゴマ斑系 その1のページ
・きら星(実生)
昨年はほぼ真っ青になってましたが、今年は柄が戻ってきました。
あまりの青さに初実生で種付けちゃいましたが、今年は良い感じの柄になって一安心です。
最近ではこの実生のことを「きら星タイプ」とか言うこともあるようですね。
時々派手になることがある・・・といった程度ではちょっと困り物ですが、派手とか地味とかを繰り返す程度なら、個人的にはむしろ歓迎です。
特に、派手柄は地味な時期も無いと栽培上厳しいですし、そういう変化も斑入りヤマシャクヤク栽培の醍醐味かなぁと考えています。
・きら星 元株
この個体の良いところは、斑の色が本当に素晴らしいです。
黄色が濃いというか、棚の中でもよく目立ちます。
しかし
、きら星という名前のヤマシャクヤクは色々ありすぎてちょっと訳が分かりませんね・・・。
どの「きら星」もそれぞれ素晴らしい個体ばかりなんですが、きら星って話が出る時に、「どのきら星?」って言わなきゃなりません。
ちょっとややこしいです・・・。
ゴマ斑系の更新情報はもう少しありますが、また続きは後日・・・。
この記事へのコメントはありません。