昨日まではぽかぽか陽気の広島でしたが、今夜辺りから少し肌寒さを感じる気温となっています。
さて、棚ではトップバッターが開花し始めました。
細葉系の変わった小島峠の花が咲き始めています。
昨年いつ咲いたのかを過去の投稿で見てみると・・・
4月の頭に開花してますので、大方昨年より1週間早く生育しているようです。
さて、いつも当方のブログにたくさんのアクセスをありがとうございます。
最近はおおむね1日600~1200位のアクセスを頂いております。
ちなみに、オークションに目だつ物を期間2日間で出品しても、1000アクセス超えることはあまりありません。
先日の聖帝の時で、2日間トータル1600アクセス位だったと思います。
まあ、ヤマシャクヤク1本という超マニアックなジャンルに絞っている中でのこの数ですから、かなり多い方ではないかと思います。
バラとか一般的にも多くの方が栽培されている物なら、当然アクセスなども多くなりやすいでしょうけどね。
で、皆さんが一体私のブログの何に興味をお持ちなのかということを調べてみると、やはり栽培に関することのようです。
ですので、時々その時期の栽培管理について、私なりのやり方を書いてみましょうか。
いつも言ってることですが、あくまで私の棚での管理法ですから、そのまま真似をしても上手くいくとは限りません。
同じ事をやっても、鉢や水やりや用土など様々な要因によって効果もかなり変化すると思います。
ですので、あくまで参考にする程度で、ご自身でやってみながら匙加減などは会得してくださいね。
3~4月の時期は、ヤマシャクヤクたちが芽を出しグングン成長する時期になります。
・水やり
用土の表面が乾くのをサインに、水やりしています。
私は雪割草用の焼き鉢を使っています。
この時期でも最低2日に1回は水やりしています。
晴れて乾く日はほぼ毎日ですね。
当然プラ鉢に比べて極めて乾きやすいです。ポリポットのロングで実験しましたが、表面が乾くと鉢内の有効水分量はおおむね半分になっています。
以前の投稿した「用土と土壌三相の関係」の記事でも書いていますが、鹿沼や赤玉土に水やりして液相を測ったところ、約20%でした。
その半分の10%ととなると、かなり乾いている状態じゃないですかね??
もちろん、乾燥しきった用土で実験しているわけですから、そうした用土は水を吸いにくいため、毎日湿っている用土はさらに保水しているとは思います。
実際、うちの棚では、ちょっと葉の量が多いヤマシャクヤクの場合、表面が乾いて1日以上水やりをしないと、萎れてきます。
表面が乾いたら、水をやる。単純でしょ?(笑)
ただ、根の特性上、いつも湿りっぱなしだと根の生育を妨げますし、そこは匙加減ですね。
萎れたら水やりするやり方もあるみたいです。
ちなみに、鉢は「ササヌマ園芸センター」さんで販売していますよ。
(了解得ず勝手に名前出したら怒られるかな・・・?)
・遮光
この時期は比較的焼けない程度に日に当てます。
つい先日まで完全な直射であぶっていました。
今は50%の遮光していますが、焼ける一歩手前まで日光に当てます。
その方が良く育つから日をしっかり当てているのか・・・?
いえ、私の目的は違います。
背格好の問題です。
日光にしっかり当てれば、締まった格好の良い草姿となります。
私はそのために当てているだけです。
ひょろひょろと茎の長い格好が好きじゃない・・・、ただそれだけです。
・肥料
何度も書いていますが、この芽出しの時期には窒素分が効いた肥料を与えます。
基本は与える肥料に書いてある説明文通りやれば良いと思います。
私はなんやかんやでトータルそれ以上になっています。
どうしても作を極めるためには、限界ギリギリの施肥が必要との考えです。
使用している肥料の種類も、置き肥・液肥合わせて10種類以上になります。
うちのヤマシャクヤクたちは満腹すぎてゲップしてそうですね・・・。(笑)
しかし、枯らしたくなければ、説明文以上には与えないことです。
肥料の効き方は、鉢や用土や水やりの影響を強く受けます。
自身の棚の特性やその影響を理解しきってないのにガッツリやれば、最悪枯れるリスクも出てきます。
よく分からんって方は、バイオゴールドとか発酵済みの油かすを用法通りに与えるのが無難と思います。
・植え替え
この時期は1年で最も植え替えに適さない時期になります。
以上簡単に書きましたが、5~6月の管理法もおおむね変わりません。
もちろん、気温が上がれば、遮光を強める程度の変化しかないですね。
なお、この時期はあまり病虫害の被害は出ないように思います。
参考になりましたでしょうか?
次回はトップバッターの花の写真も少しだけUPする予定です。
この記事へのコメントはありません。