雨の夜です。
昨日、オークションに出品したので、白三光斑について・・・
上が親株、下が出品中の個体です。
随分地味ですが、黄聖錦と西祖谷産白三光斑は2年目まではほとんど柄が出ません。
4年目くらいから斑が上がってきて、綺麗になっていきます。
もちろん、すべての個体が派手になるとは限りませんが。。。
実生苗の2年生すべてに斑があるわけではありません。
全くの青葉個体も半分前後ありますので、2年目でチョビでも斑があれば、素質はありと考えても良いかもしれません。
出品個体とは関係ありませんが、他の白三光斑も少し紹介。
四国中津山産白三光斑
この個体などは1年目から柄が出ます。
この系統は花が口紅となり、面白いです。
黄聖錦や西祖谷産白三光風など柄のキツイ株で実生して種を採ると、翌年ガタッと作落ちしやすいです。
柄の良い個体で実生したくなると思いますが、はっきり言ってハイリスクです。親を枯らしてしまう可能性も否定できません。
なので、実生するならかなりの大株に仕立てるか、株分けして予備個体を得てからやるべきだと思います。
派手な親から派手な子どもが採れるとは限りませんし、もし可能なら兄弟の地味な個体でやるのも、良い結果を出す時も多く見られます。
当方の西祖谷産白三光斑も、昨年種を採った影響で、今年は昨年ほどの勢いがない感じです。
黄聖錦実生選抜個体
この個体は毎年花こそ付けますが、非常な派手なため、種は2年に1回しか採っていません・・・。
花こそ毎年付きますが、写真を撮ったら切ってしまいます。
株分けもなかなか大きくならないために全くと言っても良いくらいできずにいます。
あせって種を付ければ、目には見えないけど翌年の育ちが悪く、運が悪いと弱ったところに病気などが発生しやすくなります。
親を枯らして元も子もないような事にならないように気をつけたいですね。
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見事ですね!
我が家のチョビ斑に初花がついたのですが
やはり初花でタネを取るのは駄目ですよね…
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>海さん
そうですね~
初花で種を採ってもほとんど種が入らないように思います。なので、無類せず今年は株の充実を図ることをお薦めします。
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>バルトさん
そうですよね…
ありがとうございます。
花芽に浮かれてました(^^;)