先日の寒波が去って以来、グッと暖かくなってきました。
オークションに出品した朝焼けはビックリ価格・・・
でも、それだけの価値がある銘品だと思います。
高い評価をいただきまして、ありがとうございました。
アクセス数もウォッチの数も昨年よりもはるかに多く、ヤマシャクヤクの人気はさらに沸騰中のようです。
さて、山の芽の薫りや沈丁花の良い香りがすっかり春を感じさせます。
それでも昨年の同時期に比べると、芽出しは1~2週間遅れといったところでしょうか。
まだ芽出しは半分以下ですね。
私はハウスを利用していますが、台風などの強風時以外は窓も扉もいつも全開です。
締め切ると不思議に病原菌の温床になり、1週間もしないうちに病原菌が発生します。冬は発病しなくても、暖かくなると発病しやすくなってしまいます。
本当は屋根もないくらいが良いという意見もありますが、台風の来ることがある広島ではどうしても締め切ることのできる環境は手放せません。
毎日少しずつのUPは難しいので、今日はガッツリと・・・
とはいえ、未だ芽出しが進んでいるのは四国産の斑入りばかり。
小島の系統をいくつか・・・
この小島系は、枝葉が3枚しか付かない珍しいタイプになります。阿波姫だったかの銘が付いていると思います。
芽出しの赤がまるで燃える炎のようで、とても綺麗。
とても派手な実生苗です。ここまで派手になるとちょっと育ちにくく、苗としてはどうでしょうね・・・。
とは言え、小島系統は暗みますので、派手柄でも育ちやすいです。
後暗みは嫌われがちですが、種を取ったり割ったりする育成麺を考えれば、後暗みも十分に有用な性質と思います。
この残雪錦は後冴えの小島系統になります。ちなみに、この個体は一昨年(4年生)までは全葉に斑が入っていたものの、とても地味でした。昨年の5年生から派手になり始め、今年はガッツリな感じですね。
この個体は銘が入っている小島系統の個体になります。昨年秋に同郷の方から分けて頂いた物。(名前ど忘れ・・・)
ちょっと別な芽を・・・
手を上に上げて背伸びをしているような格好で、カワイイですね。
佐渡錦は芽を包んでいる苞と蕾の色が淡く、これも綺麗です。
これは紅覆輪花の実生苗。白花ヤマシャクヤクですが赤の濃い覆輪が入ります。やはり赤の要素が強いんでしょうね。
うっすらと柄が見え始めました。この個体は安定性抜群で、毎年総柄で出ます。今年は実生もできるかも・・・
芽出しの遅い塩山はまだ動く気配もありません・・・><
昨年よりは少し地味かな??でも、これくらいの方が大きくなって管理は楽です。
逆に派手すぎです・・・
毎年ど派手。大きくなってくれません・・・
これは割り子ですが、良い感じの素質を感じます。ちなみに、この個体には詳細産地が付いています。
そっくりな西祖谷産白三光斑と黄聖錦、高知産白三光斑は別個体のため、芽出しがそろいません。
下の写真の中央上が西祖谷産、下が高知産です。ちょっとずれがあります。
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上は夢三彩からの実生苗というラベルの物。
下は広島産の斑入りです。どちらも変わった派手な斑入り個体ですが、葉裏の色もまだらになっています。
彼岸開けからは芽出しも本格的になりそうです。そろそろスクリーンを使った写真も撮り始めないといけませんが、今年はなんせ忙しいためどれだけ撮れるか・・・
あと、ホームページも作り替えたいと思っていますが、どこまでできるか。。。
ぼちぼち頑張ります。
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