芽出しの一喜一憂

暖かい夜です。

夜11時の外気温は、なんと10度!
とても2月の気温とは思えないほどです。

ちょっと見えにくいですが・・・

今年の冬は気象庁の長期予報の通り、西高東低な感じなんですかね・・・。

こうなってくると、芽出しの早い個体達は我先にと膨らんできています。
斑入りヤマシャクヤクを楽しむ上で、この時期は1年でも最もワクワクする時期だと思います。
期待している個体から綺麗な柄の芽が出てくれば歓喜し、逆に葉っぱも自分も真っ青だったり・・・。

毎年安定している親株はもちろんですが、実生苗は未知数の部分があるために一喜一憂もひとしおです。

常緑ではない斑入り多年草には、芽出しの時期ならではの楽しみがあると言えますね。
そういう意味でもヤマシャクヤクは楽しめるポイントがいくつもあるなと感じます。

先日ブログにUPした実生苗の写真。
柄が少し冴えてきました。

小島峠の実生苗

朝焼けの実生苗

黄聖錦の系統も毎年芽出しが一番早い部類になります。

この個体は実生の選抜品ですが、極めて柄が強く、毎年ホント大きくなってくれません。
ただ、性質自体は強健で、相当な派手柄にもかかわらず毎年花を付けています。
今年も相当な派手柄になりそうな予感。

来週からはまた気温がグッと下がって平年より寒くなるようです。
芽が出た個体も少々の低温は大丈夫ですが、大きくなるのはちょっと一休みになりそうですね。

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