斑入りヤマシャクヤクの魅力

　今週の天気は気温がかなり高くなる反面、週半ばは曇りか雨の予報。

芽出しもぐんぐんとはいかないかもですね。　

さて、トップバッターのヤマシャクヤク達が芽を出し始めたこの時期に肥料の載せ替えをしております。
芽が大きくなり始めてからでは乗せ替えにくくなるので、2月の末に乗せ替えるように逆算して肥料を与えています。

ヤマシャクヤクは皆さんもご存じ通り肥やし食いです。
なので、私は毎年、規定量よりもかなり多めですね。規定量の１．５～２倍ってところでしょうか。

こんな乗せ具合です。

結構多めだなと感じた方もおられるでしょうし、もっと乗せるという方もおられると思います。
プロは鉢の中にごっぽり入れ込むと聞いたこともあります。
まあ、その辺りは皆さんのお好みで･･･なんですけどね、春の芽出しから急激に大きくなるヤマシャクヤクはこの時期に肥料が効いてないと大きくなりません。

置き肥の効き具合は、量・種類・灌水の具合によって変化しますので、聞いた話を丸呑みして真似しても上手くいきません。
用土の種類や粒の大きさ、鉢の種類によっても効き具合が変わります。
私の知り合いのプロは1年中もっさり乗せてるとか･･･
私は真似できませんが。(笑）
肥料が効いてるな～って感じの鉢ですと、用土が緑色になってます。
そう考えると、私の鉢はほとんど変色しておらず、これでも足りないかもですね。

私自身、未だ栽培は未熟で毎年試行錯誤の連続です。

最後にトップバッター定番、朝焼けと小島峠の実生苗を昨日撮った写真を2枚。（夜間蛍光灯下でフラッシュ無しの撮影です。）

この朝焼けの実生苗はほぼ総柄ですね。3年生ですが毎年こんな感じです。そっくりな塩山とは芽出しの時期も違いますが、軸の色も違いがあり、塩山は朝焼けよりも赤みが控えめで、もう少しピンクっぽくなります。

小島峠の実生はも地味っぽい柄ですが、すべての葉に柄が入っていますね。将来は楽しみな個体と思います。