花芸・多芸品・紅花ヤマシャクヤク
花芸・多芸品・紅花
【花芸】
Paeonia japonica
Special flower
花芸の個体は以前さほど注目を集めていなかったが、最近は人気・注目度も上がってきている。
これからは斑入りと交配して二芸品・三芸品を目指す時代になるかもしれない。
ただし、ヤマシャクヤクの花期は短く、特に受粉可能な頃合いはせいぜい2日位である。
種から花が付くまで最低4~5年はかかるため、結果が出るまで時間がかかるが、地道な取り組みが必要であろう。
花物でも素晴らしい個体は、十分なコレクションの価値がある。
【多芸品】
Paeonia japonica variegata
Tageihin
Variegation with the special flower
このページには多芸のヤマシャクヤクを集めてみた。
それぞれの芸は今ひとつでも、多芸のヤマシャクヤクは少なく貴重品でもある。
また、多芸品は株に力がつかないと、本芸を発揮しにくいこともあり、しっかりと作り込みたい。
現在は多芸品の銘品はあまり見られないものの、今後は交配などによってたくさんの多芸品が生まれてくる時代になるであろう。
【斑入り紅花ヤマシャクヤク】
Paeonia obovata variegata
some types of white variegation
紅花ヤマシャクヤクは東北産濃色タイプや背が高くなるタイプなどいくつかある。
ここでは特に区別せず、まとめて紅花としている。